わきから不快な臭いがすることを‘わきが症’と言います。わきが症は、夏や運動後に汗をたくさんかくときにもっとも強い悪臭を放ちますが、汗をかかない時にも臭うのが特徴です。
わきの汗せんの一種、アポクリン汗せんから分泌された汗を、バクテリアが脂肪酸に分解する時に発生するアンモニアなどが臭いの原因です。総計によると韓国人の10%程度がわきが症で、親がこの症状を持っていれば遺伝する確率が50%にもなるそうです。
一般的に行われている方法は、アポクリン汗せんを除去する手術です。大きく分けて二つの方法があり、またその二つを変形させたさまざまな治療があって、それぞれに利点と欠点があります。最近はより画期的な方法として、リポセット(Liposat)を使う治療法が開発されました。
1. リポセット(Liposat)脂肪吸入法
世界最高の権威者ドイツのSattler博士は、数年間の研究と数千回の?床実験を通じて安全性が保障された‘リポセット’を開発しました。リポセットは、全身麻酔をせずに痛みを感じないPAL(Power Assisted Liposuction)システムを使って施術する方法です。PALシステムとは局所麻酔薬を体温の37度にあわせて人体拒否反応を最小限にする方法です。したがって傷跡を残さずにわきの皮下脂肪を除去し、汗臭い症状(わきが症、多汗症)をなくします。一回の治療で満足できる効果が得られます。
2. 切開手術法
わきの皮膚を切開しアポクリン汗せんを除去する手術法です。切開部分には小さくても2〜3cm程度の傷跡が残り、手術後1〜2週間は大きい圧迫包帯で肩を巻いておかなければならないという不便さがあります。1回の手術で高い効果が得られるのは利点ですが、再発の可能性があり、再発した場合は再治療が難しいという大きな欠点もあります。特に傷跡が残る点は女性にとって大きいストレスになるかも知れません。
3. 小林メソッド(皮脂せんの電気治療)
まず永久除毛用小林絶縁針で除毛した後(平均5回)、わきが症手術用小林絶縁針で手術を行う治療法です。この治療法、皮膚を切らないため傷跡が残らず、手術翌日からシャワーなどが可能であり、日常生活に影響を及ぼさない画期的な手術法です。同時に永久除毛ができること、また、再発の場合の再治療が簡単であることも利点です。
* ゴウンセサンクリニックの小林メソッドによるわきが症手術は、別の医療機関などでわきが症手術が失敗した場合にも治療できます。
わきが症の原因であるアポクリン汗せんは、毛根のすぐそばに位置していて毛穴を通って汗が分泌されるため、代わりに毛膿を破壊することが大切です。小林メソッドは毛膿一つ一つへ除毛用絶縁針を入れ電気を流し、毛膿を破壊して毛を無くす永久除毛術です。毛根だけでなくアポクリン汗せんと毛穴を破壊するため、わきが症にも効果があります。小林メソッドは特殊に考案された絶縁針を皮下脂肪層に刺して電流を流しますが、皮膚にはダメージを与えずアポクリン汗せんがある皮下脂肪だけを破壊する方法です。
人間の皮膚から分泌される汗には二つの種類があります。一つはわきの部分に位置しているアポクリン汗せんから分泌され、分解される時に細菌によって独特な悪臭を発生するアポクリン汗です。もう1つは手のひら・足の裏・体など、全身に位置しているエクリン汗せんから分泌される普通の汗、いわばエクリン汗があります。多汗症は言葉どおり汗をかき過ぎる病気で、エクリン汗せんの活動が活発になり現れます。体中どの部分でも発生しますが、主に手足とわきへ局所的に発生します。
それぞれの部分によって局所性、全身性多汗症と分かれ、原因によって本態性、二次性多汗症と分類します。本態性多汗症は原因不明で局所的に発生しますが、二次性多汗症は慢性感染、甲状腺、機能亢進症、糖尿病、悪性腫瘍など他の病気によって発生し全身に現れます。嗅覚多汗症、味覚多汗症など特殊な場合もあります。
汗分泌を調節するのは自律神経の中の交感神経です。様々な原因によって、この神経の末端からアセティルコリンという神経伝達物質が異常に分泌され、汗せんを刺激して発生します。
1. リポセット脂肪吸入
わきが症と同じように、皮下脂肪層に付いている汗せん自体を除去する事で、高い効果が得られます。
2. 局所治療
- 治療部分に塩化アルミニウムを含んでいる薬を塗ります。汗穴を塞ぐ方法としては簡単で良いのですが、効果の持続時間が短いという欠点があります。
- 汗穴の機能を停止させるイオンヨンドン療法がありますが、効果が一時的で特定部分だけに可能であることが欠点と言えるでしょう。
3. 全身治療
いろいろな内服薬がありますが、副作用が多く特殊な場合以外には使いません。
4. 手術的治療
汗分泌を調節する交感神経を遮断する方法であり、脊髓(spinal cord)を切開し、該当部分の神経を切断します。持続的な効果はありますが、交感神経は他の臓器にも影響を与えるため、いろいろな副作用の可能性があり、また手術部分によっても成功率が違います。特に手術後他の部分に補償性多汗症が発生することも考えられます。
5. ボトックス注射療法
ボトックスという薬物を、汗が多い部分に注射し、神経の末端でアセティルコリンを遮断して汗分泌を抑えます。この療法はとても簡単な治療で特にわきの多汗症に効果的です。4〜6ヶ月程度効果が続く利点がありますが、費用が比較的高くなります。
6. 小林メソッド(わき)
最近新しく開発された新型小林メソッドは、わきが症治療や永久除毛だけでなく、多汗症治療までできる画期的な施術法です。施術が簡単で、時間も片方15分以内です。まず小林除毛針で5回程度除毛し、毛を無くしてから小林絶縁針を使って汗せんを破壊します。汗せん破壊は6ヶ月間隔で1〜3回必要です。小林除毛針と絶縁針を使う多汗症併用治療法は、切開せずに済むため傷跡が残らない上、局所麻酔による施術を行うので痛みがありません。治療当日から日常生活が送れて、翌日からはシャワーも可能である利点があります。
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